2007年02月07日

中学入試:「12の春」試練過熱 首都圏、私立受験5万人

毎日新聞  2007年1月31日
「12の春」が厳しさを増している。東京都、神奈川県で来月1日から入試が始まるなど、中学受験がピークを迎えているが、大手進学塾の予測では、首都圏1都3県の07年度入試の受験者は5万人を超え、過去最高となる見通し。政府の教育再生会議が「ゆとり教育」見直しを打ち出したが、公立校の不人気を裏付けた形だ。

大手進学塾・四谷大塚(東京都中野区)は、07年度入試の受験者数を、既に1月10日から始まった埼玉県、同20日から始まった千葉県の出願状況などから、5万2500人と予測している。

四谷大塚によると、これまでの最高は91年度の4万9500人。バブル崩壊後は99年度まで減少が続いたが、その後は上昇に転じている。07年度は91年度に比べて小学6年生全体の数が約9万人減少しているのに、過去最高となる見通しだ。岩崎隆義・中学情報部課長は「教科書の薄さに親が危機感を抱くなど『ゆとり教育』が影響している。一方、教育の独自性などを私立が打ち出してきたことも作用している」と解説する。

一方、日能研(横浜市)は、中学受験者数を5万7000〜8000人と予測する。小学6年生全体に対する受験率も20%台に乗り、5人に1人が受験するとみている。井上修・進学情報室長は「公立でも学校選択制の導入が増えてきており、中学受験をしてもしなくても親が12歳の段階で進路を選択せざるを得なくなってきている」と説明する。

中学受験に詳しい「森上教育研究所」の森上展安代表は「私立と公立の差が広がり、保護者が考えて進路を選択していかないと、それなりの学力が習得できない仕組みとなってきている」と分析している。【佐藤敬一】

◇道内、公私立15校で実施
道内で中学受験を行っているのは、私立14校と今春開校する道立登別明日の計15校。大半が1月中旬に入試を実施した。私立高が中学を併設するケースが多く、函館ラ・サールや函館白百合は東京など道外に受験会場を設けて、生徒募集を行っている。道私立中学高校協会の吉田一益事務局長は「中高一貫教育で大学受験での実績をアピールする学校が増えている」と話している。毎日新聞 2007年1月31日 北海道夕刊
posted by 受験オタク at 11:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 首都圏
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