2009年02月04日

中学受験塾:4年生から4教科3年間 月謝、テスト、教材、講習…200万円超

◇不況でも保護者の熱冷めず

 千葉県、埼玉県などでは私立中学受験のまっただ中。東京都、神奈川県も本番を迎えた。今月から、学校より一足早く中学受験塾の「新学期」が始まる。多くの塾は新4年生からの3年間でカリキュラムを組んでいる。通塾費用はどのくらい見込んでおけばいいのだろうか。【木村葉子】
 
 今年の首都圏の中学受験生は6万2000〜6万3000人と見込まれている。受験率は22%で、小学6年生の5人に1人が受験する計算になる。塾通いは3年間が主流となっており、3年生になると塾の品定めを始める保護者が多い。進学実績やカリキュラムも大きな要素だが、全体の費用(4教科=月謝、テスト、教材、講習など含む)が先々どのくらいかかるのかも大いに気になるところだ。
 
 日能研では、入会金2万1000円のほか、4年生ではクラスにもよるが年間35万〜40万円ほどかかる。テストの回数や授業時間が増えれば費用も増え、6年生では94万〜107万円に跳ね上がる。3年間通い続けると最高約223万円だ。
 
 四谷大塚は入会金2万1000円で、3年間通塾すると約195万円。サピックスは入会金3万1500円で、4年生では約54万円だが6年生では約120万円と倍以上になる。3年間では総額約240万円になる。
 他の塾もほぼ同水準で、3年間200万〜300万円は必要になる。交通費や夜食代、連絡用に持たせる携帯電話代なども侮れない。
 
 個別指導や家庭教師をつければ、より高額な出費を覚悟しなければならない。ベテランのプロ家庭教師をつければ、1教科で月10万〜20万円は必要だ。受験料もばかにならない。受験生1人当たりの平均出願数は5〜6校、1校の受験料は2万〜3万円なので10万〜20万円は用意しておきたい。
 
 晴れて合格した後には、入学金や授業料の支払いが待っている。東京都によると、都内私立中の09年度の初年度納付金(入学金、授業料、施設費など)は平均で約92万円。初年度納付金に寄付、学校債、制服や通学かばん、体操服などの学用品を加えると100万円以上は用意しておかなければならない。
 
 経済危機が生活を直撃しているが、公立中高一貫校も含め中学受験熱は冷めそうにもない。塾関係者は「不況だからこそ、我が子には良い環境で学問を身につけさせたいと考える保護者は減らない」と口をそろえる。

 ◇優秀者に費用免除する塾も

 成績優秀者に特典を用意する塾もある。
 日能研は09年度の新4年生から通塾費用のすべてを支援する「ユースリーダーズ・スカラシップ」を始める。同塾の方針に賛同する家庭で、高い学力と学習意欲を持っている子どもが対象だという。
 
 これまで3回開催した無料テストの成績上位者の中から、保護者と本人と面談し約100人を認定した。認定は1年ごとに見直すため、継続して支援を受けられるかどうかは入塾後の成績次第だ。
 
 四谷大塚は年2回、受験料無料の全国統一小学生テストを実施。昨年夏には受験した9万人の中から、上位30人を米国アイビーリーグ視察ツアーに招待した。また、秋には3〜5年の各学年上位20人にパソコンを贈っている。
 
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2008年11月14日

【アンケート】中学受験は子どもに精神的自立を促す

2008.11.13 15:00  産経新聞

アンケート期間 2008/10/22〜2008/10/28 回答者数: 381人

受験は、当事者である子どもにとってはもちろん、保護者にとっても重大な選択です。特に中学受験では、高校受験や大学受験と比べて保護者が深く関わる部分も多くなるだけに、保護者の関心もおのずと高くなるようです。まさに親子の共同作業ともいえる中学受験ですが、今回の調査では、多くの保護者が受験の体験を通じて子どもが成長したことを実感していることがわかりました。中学受験に対する保護者の考えと、保護者の感じた子どもの成長の様子をご紹介します。
4割強が「1校受験」だが、地域差は大きい
最初に、受験を検討していた中学校の数と、実際に受験した中学校の数を伺いました。
「実際に受験した中学校は1校だけである」という回答が最も多く、43.6%でした。続く「2校受験した」「3校受験した」とはかなりの差があり、全国的には中学受験では1校受験の家庭が多いことがわかりました。「全国的には」というのは、受験校の数について地域による偏りが大きいからです。
私立中学校が多く集まっている地域では、国公立校との併願でも、私立中学校を挑戦校・安全校などに分けて複数校受験することができますが、それは大都市圏に限られています。また、私立中学校の少ない地域では、「公立中高一貫校を1校受ける」または「国立中学校を1校受ける」という選択肢しかないこともあるかもしれません。
また、実際に受験した学校の数と、受験を検討していた学校の数を比べると、3校以上の受験を検討していた家庭が、最終的には受験校を減らしていることがわかります。小学6年生の11月以降に受験校を絞り込み、受験校を決定しているようです。
第1志望と併願校については通学環境について検討
次に第1志望と併願校についてどのような点について迷っているのでしょうか。自由回答で伺いました。
第1志望校と併願校の選び方で迷った点・苦労したことは何でしょうか?
* 「通学1時間圏内に、条件に合う学校が少なくて困りました」
* 「当初の志望校が、通うには距離的に無理があったので、悩んだ結果、実際は通いやすい学校を受けました」
* 「受験日が同じ学校が多く、重ならないように調節するのに苦労しました」
* 「第1志望校の偏差値に子どもの学力が届くかどうかが気がかりでした」
* 「学校によって出題傾向が違うので、試験対策に苦労しました」
最も多かったのは、「家から学校まで距離があり、通学に時間がかかるので、その学校に行かせるべきか迷った」という回答。迷った理由では、「満員電車での通学は、子どもの体力的に心配だったから」「学校が遠ければ、その分だけ交通費もかかってしまうから」などの声が寄せられました。中には、「県外の学校の受験を検討したが、家から遠いので結局受けなかった」という声も。中高一貫校なら6年間、子どもは毎日その学校に通います。学校の教育や学力的なところについての納得度が同じくらいであれば、通学時間・環境が第1志望の決定要因として強くなる、ということです。
そして次に多かったのは、「受験日が重ならないように調節することに苦労した」という回答。受験日は短期間に集中しているため、日程の調節に苦労する家庭が多いのは無理もないことです。結局、希望のとおりに受験日程を組めるのか、また物理的に日程を組めたとしてもそれが子どもの実力、体力に合っているのか、というところは親として頭を悩ませる点でしょう。
がんばる子どもの姿に、保護者は勇気をもらっている!
次に、子どもの受験生活について、保護者が心を動かされたエピソードを伺いました。
【受験生活を通じて、「お子さまと一緒にがんばろう」と思ったり、やりがいを感じたりなど、応援する保護者の側が勇気をもらったというエピソードがあれば教えてください】
* 「スタートが遅れたので、かなり難しい受験でしたが、言わなくても黙々と勉強している姿に感動しました」
* 「遊べなくても不平を言わずにこつこつと机に向かう姿を見て、心の底から応援したくなりました」
* 「雨の日も雪の日も嫌がらずに塾へ行く子どもの姿には、送り迎えをしていて頭の下がる思いがしました」
* 「受験前の大みそかに、親子で勉強しながら、除夜の鐘を聞いたことが忘れられません」
* 「子どもが以前は解けなかった問題が解けるようになった時は、親も自分の努力が報いられたような気がしました」
* 「親が解けない問題を解説してくれた時に、子どもの成長を実感しました」
ほかにも、「塾から帰ってから、さらに夜遅くまで勉強する子どもの姿」や「模試の成績が良くなくても諦めないで勉強する子どもの姿」などに励まされたという回答が多く寄せられました。時には勉強の仕方や志望校について、親子で意見が対立することもあるようですが、「受験を通じて親子のきずなが強くなった」という声も聞かれました。さまざまなエピソードに共通しているのは、子どもが自発的に勉強に取り組んでいることであり、そういう子どもの様子に非常に多くの保護者が感動していることです。
子どもと一緒に受験勉強をしたり、塾への送り迎えや弁当づくりを「頑張ろう」と思える原動力はここにあるのかもしれません。常に子どもを励まし、笑顔でサポートし続けることは簡単なことではありませんが、我が子に励まされる場面もあるからこそ、ハードな受験を乗り越えていけるのでしょう。
中学受験に自学自習の必要を感じている保護者は8割以上!
では、保護者は、中学受験で子どもが自らすすんで勉強する必要性をどの程度感じているのでしょうか?
「中学受験に自学自習の力がとても必要である」と考えている保護者が最多で、全体の59.8%。続く「自学自習の力はまあ必要である」と合わせると83.7%に達しました。一方、「自学自習の力は必要ない」という回答はほとんどありませんでした。中学受験には勉強に対する子どもの積極性が必要であると考えている保護者が多いことがわかります。
中学受験をとおして子どもは精神的に成長する
最後に、中学受験をとおして子どものどんなところが成長したと感じているかを自由回答で伺いました。
【受験をとおしてお子さまのどんなところが成長したと思いますか?】
* 「自分で決めた進路に進むことができ、やればできるという自信がついたため、子どもが一回り大きく見えます」
* 「一緒にがんばった受験仲間を通じて、友情と努力の大切さを学んだと思います
* 「自分がつらい思いをした結果、他人の痛みを理解できるようになったところです」
* 「自分で目標を立て、達成するために努力しようという意欲が感じられるようになったと思います」
* 「自分が今、何をすべきか、何ができるか、を判断して行動できるようになりました」
* 「試験の厳しさを知り、自らすすんで計画的に勉強する習慣がつきました」
最も多かったのは、「中学受験をしたことで、子どもに自信がついた」という回答です。多くの保護者が、努力して自分で決めた目標を達成したことが、子どもに自信をつけることになったと感じているようです。また、「他人の痛みを理解すること」は、自分が痛みを知っていないと難しいもの。受験を通じて挫折や失敗を体験した子どもも多いようです。
回答はほかに、「諦めずに困難に立ち向かう精神が育った」「集中力が養われた」「勝負に臨む覚悟がついた」など。全体として、受験によって子どもが精神面で成長したと感じている保護者が多数であることがわかります。
(まとめ)
アンケートから伝わってきたのは、中学受験を通してわが子の精神的な成長を実感した保護者の様子でした。成長する子どもの姿が保護者のサポートの大きな原動力にもつながっています。
今回は受験の終わったご家庭に伺った結果でしたが、これから受験に向かうご家庭ではいろいろな不安、悩みがあることでしょう。模試などの結果について、勉強への取り組みについて、ついつい言い過ぎてしまうこともあるかもしれません。
コーチングの専門家である石川尚子先生の連載「やる気を引き出すコーチング」もお役立てください。
(提供:Benesse教育情報サイト
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2007年04月16日

家庭にゆとりと支えを

4月16日 信濃毎日新聞
 いまの親はあいさつもできない。善悪を教えられない…。こんな批判から、親を「教育」しようといった動きが広がりつつある。

 改定された教育基本法に「家庭教育」の条項が加わった。保護者が子どもの教育に責任を持つとし、国や自治体に親支援の施策を求めている。政府の教育再生会議も、子育てを学ぶ「親学」を提唱する。

 陰湿ないじめを繰り返す。集団のルールを守れない。こんな子どもの姿を見れば、家庭の教育力を高めねばとの思いは分からないではない。

 だが、国が目指している方向は、こんな例えができそうだ。

 池の水が干上がってしまったために泳げなくなったコイを見て、近ごろのコイは泳ぐ力さえないと嘆いた飼い主が、コイにひれの振り方を教えている−。

 財団法人日本女性学習財団がつくった子育て支援のテキスト「むすんでひらいて編みなおして」の中にある表現だ。コイに泳ぎを教えても、水がなくては話にならない。コイを親、と考えれば水にあたるのは、ゆとりと周囲の支えだろう。

   <精神的負担は大きく>

 こども未来財団が2005年に行った調査では、子育てで最も負担に感じるのは「しつけや接し方が適切にできているか」で、二番目が「子どもにかかる養育費」だった。

 精神的な負担が大きいのは、幼児期ばかりではない。教育や進学にかかわって、“立派な子ども”を育てるパーフェクトマザーを目指す層が広がりつつある。その負担感が少子化にも影響している、と東京大学の本田由紀・助教授が著書「多元化する『能力』と日本社会」(NTT出版)で指摘している。

 大学全入時代を迎えても、受験競争は過熱している。中学受験を目指し、小学校から塾通いが広がる。一方で経済的にゆとりがなく、教育には関心が薄い家庭が増えている。

 家庭の“教育力”の差が広がりつつある中で、親の責任ばかりを問うとどうなるか−。かえって格差が広がることは想像に難くない。

 教育の立て直しで家庭のあり方を問うならば、まず必要なのは、親が家庭で過ごす時間を増やすことだ。

 日本の父親は忙しすぎる。2年前に国立女性教育会館が行った調査によると、米国、フランス、タイなど6カ国で、子どもと過ごす時間が最も短いのは韓国。次いで日本だった。食事の世話をする日本の父親は10人に1人で、最も低い割合だ。

 母親も忙しい。子どもが成長すれば教育費のために働きに出る人が増える。パートや派遣など労働形態は多様化し、深夜や早朝に女性が働く姿も珍しくなくなった。

 家にいる時間が短ければ、しつけや教育に向ける余裕はない。いま必要なのは、企業も巻き込んで仕事と生活のバランスが取れる働き方を進めることだ。即効性を求めて「親学」を振りかざしても、いい結果は期待できないだろう。

   <親を責めるだけでなく>

 加えて、子育て中の親を支える仕組みがほしい。これだけ少子化が社会問題となっても、子どもに向けられる目は冷たいと感じる親は少なくない。どこにも相談できず、孤立感を強める親も増えている。

 親子を支えるにはどうしたらいいのか。参考になるのは、昨年6月に発足したNPO法人「軽井沢教育ネットワーク」の取り組みだ。

 メンバーは小中学校、高校のPTA役員を務めた親や、教育関係者ら約30人。子どもが学校を離れても、地域で教育にかかわりたいと集まった。

 中学校の校門前で生徒たちの声を聞いたり、親を対象にしたアンケート調査を行って、どういったかかわりが求められているかを探る。教育相談や、希望する生徒に補習を行うといった構想もある。

 「この地域は家業に忙しい家庭が多い。何でも学校任せでは、先生の負担が多すぎる。地域でサポートする必要がある」と、理事長の土屋好生さんは思っている。

 かつて日本の農村では、親が農作業に忙しく、子どもは祖父母に育てられたり、地域の人の支えで一人前になった。主婦として子どもの教育に専念する母親が増えたのは、戦後の高度経済成長期を迎えてからのことだ。

   <地域の力も使って>

 女性の働く環境や家族を取り巻く社会が変容したいま、あらたな子どもを支える地域の仕組みを作る時期に来ているのではないか。何よりも、子どもを温かく見守り、時には説教する大人が増えてほしい。

 もちろん、親が今のままでいいというわけではない。コミュニケーションがうまく取れない、基本的な生活習慣を教えられないといった批判を受けて、あらためて親はわが身を正す必要がある。わが子さえ良ければいい、といった姿勢も見直すべきだろう。

 このまま安倍政権の教育改革が進むと、国が望むしつけ、あるべき家庭の姿が強要されかねない。そんな息苦しさの中では、子どもを産みたい人は減る。教育の立て直しもおぼつかない。

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2007年02月13日

中学受験率は18・9%

2007/02/12 産経新聞
国立・私立中や公立中高一貫校を受験する児童数と受験率が今春、過去最多を更新する見通しであることが、複数の大手進学塾の推計で分かった。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)では「5〜6人に1人」の割合となっており、空前の中学受験ブームとなっている。背景には、学習内容を3割減らし週5日制を導入した「ゆとり教育」による公立不信や、開学ラッシュが続く公立中高一貫校による新たな受験者層の掘り起こしがあるようだ。(小田博士)

8割の地域も
大手進学塾「日能研」(横浜市)は、首都圏で今春に中学受験する児童が約5万8000人(前年比5000人増)となり、受験率は18・9%(0・9ポイント増)に達するというデータを算出した。

日曜教室で知られる「四谷大塚」(東京都中野区)は受験者数を約5万2000人(約5000人増)、受験率を16・9%(0・9ポイント増)と予測する。受験者数は5年連続、受験率は8年連続で上がり続けており、今や受験率は20年前の倍に達している。

独自推計のため両塾の数値は異なるが、受験者数、受験率とも過去最多である点は一致する。小学6年生の5人に1人から6人に1人が中学受験する計算になる。

都心部ではさらにヒートアップ。「シロガネーゼ」が住む高級住宅街として有名な東京都港区の白金地区では「5人に4人が受験する」学校も出ている。

公立一貫20倍
中学受験が過熱する背景について、森上教育研究所の森上展安社長は「ゆとり教育導入の影響が強い」と指摘。(1)公立校進学への不安(2)景気の回復(3)郊外部における大手進学塾の増加−の3点を挙げる。さらに「ここ数年、公立の中高一貫校の開学が相次いでいる。学費が高い私立ではなく公立を受験する層も目立ち始めている」と付け加える。

今春、併設中学が新設されるさいたま市立浦和(定員80人)は1993人、千葉市立稲毛(同)は1622人の受験者を集め、受験倍率20倍超の人気となっている。

四谷大塚の岩崎隆義中学情報部課長は「何と言っても、ゆとり教育の導入に尽きる。教科書は薄く、宿題も少なくなった。保護者の間では学力不安への自衛意識が高まっている」と指摘する。一方、日能研の井上修進学情報室長は「ゆとり教育以前から、私立が良いという考え方が定着している。私学は大学への進学実績だけではなく特色がある」とみる。

4教科が定着
高校の定員を減らし、その分中学の定員を増やす中高一貫校も相次いでいる。豊島岡女子学園(東京都豊島区)では今春、高校の定員を1クラス分減らし、中学の定員を同じ分増やした。浦和明の星女子(さいたま市)は、中学入学1期生の高校進学に合わせて、昨春から高校の募集を停止した。

2教科型入試よりも幅広い学力を計れるとして、4教科型にシフトする傾向も強まっている。安倍晋三首相が卒業した成蹊学園(東京都武蔵野市)は今年から4教科型に完全移行した。2教科型は影を潜めているようだ。

一人あたりの受験校数は年々増加。「何としても国立・私立に入れたい」と考える保護者が増えている上に、同一校を何回も受けられる入試方式が広がりを見せ、四谷大塚の今春の予測では平均6・09校となっている。
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2007年02月12日

中学受験者数

2007/02/12  産経新聞 
大手進学塾「日能研」(横浜市)は、首都圏で今春に中学受験する児童が約5万8000人(前年比5000人増)となり、受験率は18・9%(0・9ポイント増)に達するというデータを算出した。

日曜教室で知られる「四谷大塚」(東京都中野区)は受験者数を約5万2000人(約5000人増)、受験率を16・9%(0・9ポイント増)と予測する。受験者数は5年連続、受験率は8年連続で上がり続けており、今や受験率は20年前の倍に達している。

独自推計のため両塾の数値は異なるが、受験者数、受験率とも過去最多である点は一致する。小学6年生の5人に1人から6人に1人が中学受験する計算になる。

都心部ではさらにヒートアップ。「シロガネーゼ」が住む高級住宅街として有名な東京都港区の白金地区では「5人に4人が受験する」学校も出ている。

公立一貫20倍
中学受験が過熱する背景について、森上教育研究所の森上展安社長は「ゆとり教育導入の影響が強い」と指摘。(1)公立校進学への不安(2)景気の回復(3)郊外部における大手進学塾の増加−の3点を挙げる。さらに「ここ数年、公立の中高一貫校の開学が相次いでいる。学費が高い私立ではなく公立を受験する層も目立ち始めている」と付け加える。

今春、併設中学が新設されるさいたま市立浦和(定員80人)は1993人、千葉市立稲毛(同)は1622人の受験者を集め、受験倍率20倍超の人気となっている。

四谷大塚の岩崎隆義中学情報部課長は「何と言っても、ゆとり教育の導入に尽きる。教科書は薄く、宿題も少なくなった。保護者の間では学力不安への自衛意識が高まっている」と指摘する。一方、日能研の井上修進学情報室長は「ゆとり教育以前から、私立が良いという考え方が定着している。私学は大学への進学実績だけではなく特色がある」とみる。

4教科が定着
高校の定員を減らし、その分中学の定員を増やす中高一貫校も相次いでいる。豊島岡女子学園(東京都豊島区)では今春、高校の定員を1クラス分減らし、中学の定員を同じ分増やした。浦和明の星女子(さいたま市)は、中学入学1期生の高校進学に合わせて、昨春から高校の募集を停止した。

2教科型入試よりも幅広い学力を計れるとして、4教科型にシフトする傾向も強まっている。安倍晋三首相が卒業した成蹊学園(東京都武蔵野市)は今年から4教科型に完全移行した。2教科型は影を潜めているようだ。

一人あたりの受験校数は年々増加。「何としても国立・私立に入れたい」と考える保護者が増えている上に、同一校を何回も受けられる入試方式が広がりを見せ、四谷大塚の今春の予測では平均6・09校となっている。
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2007年02月08日

個別指導塾売上急成長

売上高成長率1位で、全国に「明光義塾」をフランチャイズ展開する明光ネットワークジャパン(本社・東京、ジャスダック上場)は講師1人に生徒3人の補習型。年間授業料が30万円程度と他の個別型大手より安く、昨年1年で生徒数は1万人増え、7万9000人が千を超える教室に通う。

約140教室をもつ東京個別指導学院(本社・同、東証2部)も補習が中心だ。1対2が基本で年50万円程度。首都圏が軸だが、大阪、名古屋、福岡にも進出しており、斎藤勝己営業部長は「首都圏以外は個別型が浸透しておらず、さらに拡大できる」と話す。

進学指向が強いのは「TOMAS(トーマス)」を首都圏で展開するリソー教育(本社・同、東証1部)。1対1で年80万円前後と高いが、43教室に8700人が通う。集団型と「ダブル」で通う生徒もいるという。

岩佐実次(みつぐ)社長は「うちの生徒の9割は集団型から移って来た。おかげで業界内では嫌われ者。でも、お客さんには、他の塾と比較した上で選んでいただいているわけです」と強気だ。

個別型の活況を目の当たりにして、集団型の大手でも個別コースの併設が相次ぐ。市場調査会社の矢野経済研究所は、塾市場も05年度には9000億円程度まで縮小すると予測するが、個別型のシェアは今後も伸びると見ている。
塾業界に、ゆとり教育が「神風」 朝日 03/03/29
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塾業界に、ゆとり教育が「神風」

塾業界に、ゆとり教育が「神風」 (朝日 03/03/29)

中学受験、最高の13%
少子化、そしてデフレ不況だというのに、学習・進学塾業界が「V字回復」をみせている。「ゆとり教育」導入で、公立小・中学校に対する親の不安が強まり、私立中志向や補習熱に火がついた。首都圏のこの春の中学受験率は、バブル期を上回って過去最高だ。子の中学受験のために、親は塾に高い授業料をせっせと払う。「ゆとり」どころではない。(澤田歩、森川敬子)

 「合格おめでとう! 御三家 △△△名、早慶付属 □□名……」

 2月の私立中受験期後から3月にかけ、各進学塾は合格者数、右肩上がりの矢印などを派手に記したチラシやダイレクトメールを盛んに出す。

 新年度の生徒募集の宣伝だ。東京の男子なら麻布、開成、武蔵、女子なら桜蔭、女子学院、雙葉。「御三家」と呼ばれるような有名中に合格した生徒が何人いるか、という「実績」がポイントだ。

 「需要」も上がっている。たとえば、東京都内でも進学熱が高いとされる千代田区。区立麹町小では57人の6年生の7割が、番町小では90人の3分の2が、今春の中学受験に挑んだ。

 塾、私立中向けのコンサルタント会社、森上教育研究所(本社・東京)の調査では、首都圏の6年生のうち、私立中を受験した児童の比率(推計値)は、バブル崩壊で92年の12.4%をピークに減り続けていた。だが00年に再び上昇し、03年は過去最高の13.0%に達した。

 98年末に、「ゆとり教育」の名のもとに、公立小・中で教える事柄を02年から3割減らす新学習指導要領が発表されたのが契機だった。大手進学塾は「2002年問題」として、子どもの学力低下を懸念するキャンペーンを展開。メディアもとりあげた。

 進学のために4年生ぐらいから塾に行かせたり、受験目的はなくても、補習塾に行かせたりする親が増えた。

 塾業界には「神風」だった。市場規模は回復=グラフ右上。株式上場している塾・予備校21社の最近4年間の年平均成長率(大和総研調べ)は、売上高4.8%、経常利益8.5%と好調だ。96年から3年間で1万超の中小の塾が閉鎖されたといわれるが、部屋と講師さえそろえば起業できるので、塾全体の数も増えている=図。

 なかでも成長著しいのが、講師1人に対し生徒1〜3人程度の個別指導型の塾だ。先の21社データでは塾、予備校ともに、売上高成長率のトップ3が個別型だ。

 十数人〜30人程度の集団指導塾のように、生徒間の競争意識をかきたてはしない。家庭教師のようなきめ細かい指導が売り物で、個々の学力や目標に合わせて、補習型と進学型に分かれる。

 売上高成長率1位で、全国に「明光義塾」をフランチャイズ展開する明光ネットワークジャパン(本社・東京、ジャスダック上場)は講師1人に生徒3人の補習型。年間授業料が30万円程度と他の個別型大手より安く、昨年1年で生徒数は1万人増え、7万9000人が千を超える教室に通う。

 約140教室をもつ東京個別指導学院(本社・同、東証2部)も補習が中心だ。1対2が基本で年50万円程度。首都圏が軸だが、大阪、名古屋、福岡にも進出しており、斎藤勝己営業部長は「首都圏以外は個別型が浸透しておらず、さらに拡大できる」と話す。

 進学指向が強いのは「TOMAS(トーマス)」を首都圏で展開するリソー教育(本社・同、東証1部)。1対1で年80万円前後と高いが、43教室に8700人が通う。集団型と「ダブル」で通う生徒もいるという。

 岩佐実次(みつぐ)社長は「うちの生徒の9割は集団型から移って来た。おかげで業界内では嫌われ者。でも、お客さんには、他の塾と比較した上で選んでいただいているわけです」と強気だ。

 個別型の活況を目の当たりにして、集団型の大手でも個別コースの併設が相次ぐ。市場調査会社の矢野経済研究所は、塾市場も05年度には9000億円程度まで縮小すると予測するが、個別型のシェアは今後も伸びると見ている。

■デフレ下にかさむ塾代

 「需要」増で、塾の授業料はデフレ知らずの様相だ。

 小学4年から受験準備すると、3年で180万円程度。合格すればしたで、入学時に100万円前後必要になる。私立中に子ども1人を入れるには、年収800万円以上の家庭でないとなかなか厳しい、との見方さえある。

 6年になれば、コマ数が増えるうえ、毎週のテストや夏期講習などを塾側の言うがままに受けると、年間100万円近くかかったりする。

 関東、関西、九州に展開する大手進学塾「日能研」のパンフレットによると、6年生の本科教室(4科目)で、月謝は約2万5000円とある。単純計算で年30万円超。でも、実際に1年間に納める額は85万〜90万円になるという。任意選択の春夏冬の集中講習や、テスト代、特別授業料などが膨らむからだ。

 本科は週3日で70分が9コマ。ほかに、毎日曜のテストとその後の「入試問題研究特別講座」や、土曜の授業後の「特別算数教室」など、希望者だけの授業がある。だが、これら特別授業も、年間のカリキュラム上では「必修」扱い。断らなければ、生徒側は自動的に授業料を取られる。

 他の大手もこうした形態が多い。希望者だけの授業などを断ろうとすると、「本当にいいのですか?」と塾側から念を押されることもある。ついつい、塾代が高く積もっていく構図なのだ。

 森上展安(もりがみ・のぶやす)・森上教育研究所長は、こうみる。

 「かつては、補習では料金をとらないのが普通だった。いまは、どれだけたくさんのオプション(特別授業など)を生徒にとらせるかが、教室長のノルマのようになってしまっている。親は、自分の子どもには本当に何が必要なのかを、見極めた方がいい」

■講師の質など見極めて

 「投資家が注目するような『優良企業』が、必ずしも『優良塾』とは限らない」

 大和総研の風間真二郎アナリストはこう指摘する。経営上の数字を良くするには、たとえば、時給の安い大学生アルバイトを大勢雇えば、人件費を圧縮できるからだ。

 講師の若さを売り物にする塾もあり、大学生講師が一概に悪いとは言えない。だが、集団型であれば、30人の生徒を束ねるには一定の経験も必要になる。

 関西地盤の集団型の進学塾、浜学園(本社・兵庫県西宮市)では、講師が「3軍制」で鍛えられる。研修、試験を経て「1軍」に上がらないと授業は任されない仕組みだ。そのうえ、生徒アンケートで6割の支持がないと、そのクラスから外される。

 進学か補習か。集団か個別か。選べるタイプは広がった。より高い効果をめざすのなら、目的をきちんと定めて、親も授業参観したり、その塾の「卒業生」の親の意見を聞いたり、といった備えが重要、と言われている。
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2007年02月07日

【主張】「12の春」 魅力ある公教育の再生を

2007/02/06 産経新聞
私立中学受験する子供の数が増え続けている。学習塾大手の四谷大塚や日能研によると、東京、神奈川など首都圏で、小学6年約30万人のうち、中学受験生は5万人を超え、「12の春」に、6人に1人が受験する高い割合だ。

裏には、公立の学力低下や、いじめ問題などに責任を持って解決策を示せない公教育への不信がある。

私立中学を受験する割合は、この20年で倍増した。とりわけ、公立で毎週土日が休みの学校5日制や授業内容が3割削減の学習指導要領が実施された平成14年度以降の伸びが大きく、「ゆとり教育」拡大とともに、私立への人気が高まったことを示している。

今の親たちが小学生のころは、中学受験する子はクラスで1、2人だったはずだが、現在、都内23区ではクラスの4割が受験する地区もある。

受験のための塾通いも、以前は5〜6年生からだったのが、今では1年生から通う子供たちも珍しくない。

中学受験のための塾費用は、一例では1年生で年間20万円、6年生で年100万円ほどもかかる。公立より高い授業料を払ってでも私立に行かせたいという親が少なくないのだ。だが、払えない家庭はどうなる。

ゆとり教育のほか、相次ぐ問題に責任を明確にしない教育委員会や学校に保護者からの不信感も強い。

この間に私学は、少子化で受験者減少を見込んで教育内容の充実や改革を進めてきた。塾関係者は「最近の親の要望は、有名大学合格者数だけでなく多様だ。主要教科で公立の倍あるカリキュラム作りのほか、思春期の子供たちのためのカウンセラー常駐などさまざまな工夫をしている」という。

「悪い評判がたてば次の年から生徒が来なくなる」という緊張感は、公立の学校現場には少ない。学校選択制や外部評価制など、いち早く改革を進める東京都品川区の例や新設の公立の中高一貫校が人気を集めているが、まだ一部で、公立復活には程遠い。

政府の教育再生会議の野依良治座長は、塾が不要になるくらいの公教育改革を提唱する。教育改革関連3法案は魅力ある公立学校づくりをバックアップするものだが、まだ取り組みの余地は大きい。公教育の再生は、国民の強い願いである。(2007/02/06)

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2007年02月05日

韓国「大脱出」:シドニー北部は韓国人学区?

朝鮮日報

保護者「その学校には韓国人の生徒が多すぎるのでは?」

留学斡旋センター関係者「ご希望の学校に直接行ってみてから判断なさるほうがいいですよ」

今月8日、オーストラリア・シドニーの中心街にある留学斡旋センター。上気した表情の女子中学生とその保護者がコンサルタントのパソコン画面に見入り、盛んに質問していた。すぐ隣の相談コーナーでも、留学希望者の保護者が学校生活や費用について事細かに確認していた。

オーストラリアには数年前から「シドニー8群」という言葉が飛び交っている。これはシドニー北部のピンブル・ゴードン・チャッツウッド地域を指す造語だ。この地域は大学入試のための成績のいい高校が多く、オーストラリア在住韓国人や早期留学生の家族が集まっているため、優秀な学校が多いソウル市江南の学校群名、「第8学群」にならってできた別名だ。留学斡旋センター「パダ留学院」のクォン・ジンジュ副院長は「韓国では“シドニーに留学するならチャッツウッドに行け”とよく言われるらしい。しかし韓国人があまりにも多いため、現地の学校でも韓国人生徒を避ける傾向が現れつつある」と話す。

マレーシア・チェラス地域にある某インターナショナルスクール。入学を控えた韓国人生徒8人が校舎に入ると、片隅に立っていた韓国人在校生の保護者らは顔をしかめ、ひそひそ話を始めた。

「今学期いったい何人入ってくるのかしら。小4のうちの子のクラスは22人中9人が韓国の子供だから、英語の勉強になるもんですか」

小・中・高のカリキュラムを組む同校の場合、4人に1人が韓国人児童・生徒だ。新学期を迎え、学校正門に張り出されたクラス分け表にも、韓国人の名前が並んでいる。

韓国人が最も多く集まっているといわれるアンパン地域。2005年から早期留学生が集まり始め、同地域にはすでに韓国人の稽古塾や学習塾が並ぶ街が形成されている。テコンドー・ピアノ・算数教室など、ないものが(は)ない。夜10時過ぎなのに、ある英語塾には電気がこうこうと灯っている。昨年、小4の娘をインターナショナルスクールに入れたチェさん(41)=女性=は「韓国人が1か所に集まって住んでいると、母親同士の教育競争が激しくなる」と話す。

塾よりももっと激しいのが英語教育熱だ。マレーシアの公用語はマレー語だが、人口の80%が英語を使っている。現地人とのマンツーマンで行われる家庭教師の授業は、1時間で1万5000ウォン(約1900円)。週5日、1日3時間の授業でも月100万ウォン(約13万円)かかるという。チェさんは「ちょっといい先生だと、母親たちは互いに月謝を弾み、手離そうとしないので、家庭教師代だけが右肩上がりになっている。午前1‐2時まで家庭教師と勉強する子供たちを見ていると、何で私はここに来たんだろうと思うことがある」と語った。朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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2007年02月03日

“12の春”目指し本格的受験シーズン到来

日テレnews24←動画を見ることができます

「12の春」を目指す子供たちの本格的な受験シーズンが1日、始まった。
 東京と神奈川で、私立中学校の入学試験が始まった。東京・港区にある麻布中学では、塾の先生や親の声援を受け、子供たちが続々と受験会場に向かった。

私立中学校の受験者数は中高一貫校人気の高まりなどから毎年増加しており、大手進学塾では、首都圏の今年の受験者数は5万7000人以上に上ると予測している。 <2/1>
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2007年02月02日

私立中入試 首都圏ピーク

東京新聞
東京都と神奈川県の私立中学校で一日、入学試験が始まり、首都圏の私立中入試がピークを迎えた。

学習塾大手の日能研(本部・横浜市)によると、一都三県に住む小学六年生約三十万六千五百人のうち、約18%に当たる約五万七千人(推計)の児童が今春の中学入試に臨む。受験する割合は年々高まっているといい、同塾は「公立に対し、各私学の明確な中高一貫プログラムが保護者の信頼感を得てきているから」と分析している。

一日は一都三県で延べ約二百八十校が入試を実施。麻布中(東京都港区)ではこの日、募集三百人に対して千四人が受験。受験生は学習塾講師や関係者に激励されながら真剣な表情で校内に入っていった。

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大都市圏、高い中学受験志向

2007.1.31 asahi.comトップ > 関西 > 朝日わくわくネット
大都市圏、高い中学受験志向 東京都心4割、兵庫・芦屋も3割超    
 

「中学校の5校に1校強が私立中」という東京都は、中学受験の最激戦区だ。昨年3月に小学校を卒業した児童の私・国立中への進学率は、都全体の平均が17.6%で、5人に1人弱が私・国立組だ。市区町村別では、最も高い千代田区の39.5%を筆頭に中央(38.0%)、港(37.4%)、文京(36.8%)、渋谷(32.6%)、目黒(30.3%)の6区が30%を超えている。
 
大手進学塾・四谷大塚の予測によると、東京と神奈川、千葉、埼玉の1都3県では、2007年度入試の私・国立中の受験者は、過去最高の51000人に達する見通し。小学6年生の6人に1人が受ける計算だ。
 
首都圏に次ぐ激戦地の近畿圏では、兵庫県南東部の阪神間と、大阪府北部の北摂地区で私立中進学率が高い。
 
朝日新聞社の調べでは、特に有名中学が点在する阪神間が目だっており、兵庫県芦屋市が32.1%と突出。同じ兵庫の西宮市(19.0%)、宝塚市(15.9%)、大阪府箕面市(13.9%)と続く。受験率はさらに高く、小6児童の半数近くが「中学受験組」という小学校もある。京都市の小6児童の受験状況は「データを取っていないため不明」(京都市教委)という。
 
大都市圏を離れると状況は一変する。私立中自体が少なく、交通の便も良くないため、一部の例外を除くと強い中学受験志向は見られない。ただ、名門公立高校が中学部を新設して中高一貫教育に乗り出す例が相次いでおり、人気が高まっている。

2006年度の阪神・北摂地区の主な自治体の私立中学への進学率   
   【兵庫県】                【大阪府】
神戸市 9.9%             大阪市 8.7%
芦屋市 32.1%            吹田市 12.2%
西宮市 19.0%            豊中市 8.2%
宝塚市 15.9%            池田市 4.8%
尼崎市 13.3%             箕面市 13.9%
伊丹市 11.4%             高槻市 7.4%※
川西市 12.8%※           茨木市 6.5%
        ※国立中学を含む(朝日新聞調べ)


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2007年02月01日

教室がらがら 中学入試シーズンの公立小、欠席続出

2007年02月01日 asahi.com
東京都内のある公立小学校。6年生のクラスでは31日、児童25人のうち14人が欠席した。学校によると、一部の保護者から「風邪気味なので」と連絡があったが、大半は2月1日に東京都と神奈川県で解禁される私立中学の入試に備えた。

教科書を使った通常の授業はできないため、発展的な内容を盛り込んだプリントを使った。この学校では毎年、6年生の6〜7割が中学受験する。試験が早い近県の学校を「ならし」受験したり、風邪をうつされないよう警戒したりで、今年も2週間ほど前から欠席者が続出している。

大手進学塾によると、首都圏1都3県では、今年の中学受験者は私立と国立の合計で初めて5万人を超え、6人に1人が受験する見通しだ。
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2007年01月30日

変わる中学受験地図

asahi.com  公立の選択制・中高一貫も影響
 私立や国立の中学入試が佳境に入った。1都3県で過去最多の5万人余が受験する見込みの首都圏をはじめ、都市部の中学受験熱は高まる一方だ。少子化が進むなか、学校側も受験生を確保しようと、試験科目を減らすなど駆け引きを続ける。学校選択制や中高一貫校など公立側の改革の影響も表れ始めた。4大都市圏の今年の受験戦線を追った。

関西―科目数・日程 駆け引き

 関西では、進学校が集まる京阪神地区で受験者が増加傾向にある。昨年の入試では、この地区の公立小6年生の10人に1人が私立中を受けた計算。首都圏の「ほぼ6人に1人」に次ぐ高さだ。

 今年の入試では、試験科目から社会科を外して「3科目型」(国語、算数、理科)を採り入れる学校が増えた。灘(神戸市)や甲陽学院(兵庫県西宮市)など、以前から3科目型だった有名校に合わせ、優秀な生徒に併願してもらおうという狙いからだ。

 試験の日程も受験生の動向に影響を与えた。

 近畿2府4県は昨年から入試解禁日を統一。もともと大阪と京都、兵庫は同日解禁だったが、特定の人気校への集中を避けて「共存共栄」を目指そうと滋賀、奈良、和歌山も合流した。今年の解禁日は今月20日。初日に入試を構える学校が多く、併願が難しかった。

 恩恵を受けたのが、年明け直後に入試をした岡山県内の二つの有力私立中だ。

 7日に入試があった岡山白陵(岡山県赤磐市)では今年、一昨年に比べて志願者が倍近くに増え、7割を京阪神からの受験者が占めた。昨年から大阪にも試験会場を設けた岡山中(岡山市)も、おととしは655人だった志願者(難関大コース前期)が今年、2倍以上の1514人にはね上がった。

首都圏―公立改革 私立に恩恵

 首都圏では、既に入試が始まった千葉、埼玉両県に続き、2月1日に東京都と神奈川県で解禁される。大手進学塾「四谷大塚」の予測では、私立と国立中の受験者は1都3県で5万1千人に達し、過去最高となる見通しだ。

 中学受験人気を加速させている要因として、公立小中学校で急速に広がる学校選択制と、公立中高一貫校の開校に注目する関係者が多い。「学校を選ぶことが当たり前になり、私立も選択肢に入れる保護者が増えた」「私立を考えなかった層が中高一貫の利点に目を向けた」との指摘だ。

 学校選択制は、東京都では00年度の品川区が皮切り。今年度は中学校で23区のうち19区が、小学校でも14区が選択制をとり、市部でも導入が進む。神奈川県では中学校で7市、小学校では3市が選択制をとっており、千葉県でも九つの市と村で実施している。

 公立中高一貫校は、東京では05年に誕生し、既に5校ある。私立側は当初「生徒を奪われかねない」と警戒したが、昨年の私立と公立の併願は「多くて2割」(森上教育研究所)という。東京私立中学高等学校協会会長で、八雲学園中学高等学校(東京都目黒区)の近藤彰郎校長は「私立にとってプラスになった」と言い切る。

■東海―2番手なら公立へ進学

 愛知県は、進学実績を誇る公立高校が複数ある「公立優位」県だ。東海地方が地盤の進学塾「佐鳴予備校」の担当者は「何が何でも私立という人は少ない」と話す。大半の私立が受験生を増やしているが、成績上位の子は「2番手の私立より公立へ」との志向が強く、有力校に絞る傾向が強まっている。

 名古屋市で進学塾を運営する「名古屋セミナー」の安田龍男理事長も「私立中を4〜5校も併願する例は減っている」と指摘し、「トップ校以外は、学力低下もあって入試が易しくなった。それなら公立に進んで高校受験で頑張ろうという選択でしょう」と話す。

 同じ名古屋市内でも、地域間で中学受験熱に差があるのも特徴の一つ。市南部の区では私立中への進学者が全体の3〜5%なのに対して中心部では年々上昇、20%を超える区もある。

 ただ、公立側は冷静だ。名古屋市内のある市立中校長は「私立の受験者は増えているが、あまり危機感はない」。昨年度から年間の教育計画を書いたチラシを入学説明会などで配っているが、「公立で十分だよ、という意味を込めている」と話す。

■九州―際立つ志願者増

 公立志向が根強い九州でも中学受験熱が高まっている。福岡県では軒並み志願者数が増え、前年から1割増の中学も少なくない。東京や大阪などと比べてこれまで受験率が低かった分、伸びが目立つ。

 筑紫女学園中(福岡市中央区)の志願者数は昨年より100人以上多い836人で、過去10年間で最多だった。「増える予感はあった」という菅原盛之教頭は「景気が上向き、保護者は私学に通った世代。塾通いの子も増えている」。

 福岡大付属大濠中(同)でも前年より49人増の655人が志願した。村上繁教頭は「中高一貫の良さがマスコミで評価されたのが大きい」。ラ・サール学園(鹿児島市)の志願者も107人増の829人になった。

 「教育基本法、全国学力調査の4月実施、いじめ問題など教育や学力に関するニュースが急増した」。地元の大手塾・英進館の中村淳二教務部長は私学人気の背景を分析する。「私学全体の志願者数が底上げされた。公立信仰の転換まではないにせよ、この傾向は来年も続く」
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学習塾の今後のプロモーションの方向性

01/30 IBTimes

[コラム] 教育産業ソリューションシリーズ(第1回:プロモーション)〜学習塾の今後のプロモーションの方向性〜 

出展:日本総合研究所ホームページ(http://www.jri.co.jp/)「研究員のココロ (株)日本総合研究所 研究員 福田 隆士 2007年1月29日付」より


 成長戦略クラスターが取り組んでいる、学習塾をはじめとする教育産業向けのソリューションについてテーマ別に4回シリーズで紹介していきます。


学習塾業界を取り巻く環境

 近年、少子化の進展やゆとり教育の推進などに代表されるように、学習塾業界を取り巻く環境は大きく変化しています。通塾率の増加や一人当たり教育費の増加といったプラス要因はあるものの、少子化という大きな流れの中にあって、市場規模は横ばいであり、成熟期にあると考えられます。
 
このような状況にありながらも年率10%前後の成長を続ける大手企業もあり、優勝劣敗は徐々に鮮明になりつつあります。市場は成熟傾向にありますが、個別指導型の企業は着実に拡大してきており、従来の多数派であった集団指導型の塾は縮小傾向にあります。また、合従連衡の動きも徐々に激しさを増し、最近では名の知れた学習塾の買収も報道されています。
 
厳しさを増す競争環境にあって、学習塾を運営する企業が取り組むべき課題は多岐にわたりますが、自社の取り組むべき課題をすばやく捉え、的確に解決していくことが競争を勝ち抜くためには必須と言えます。競争を勝ち抜き成長していくためにはいくつかのアプローチが考えられますが、本稿ではプロモーションを切り口とした考え方について紹介いたします。


成功要因としてのプロモーションの重要性

 学習塾が成功するための要因としては、講師の質や立地場所の選定など様々なものが挙げられますが、売上拡大に向けて最も重要な成功要因は、プロモーションだと考えます。学習塾の事業フローから考えてみますと(下図参照)、確かに立地場所や講師の質は重要と言えますが、例えどれだけ良い場所にあって良い講師を揃えていたとしても、そもそも存在自体が知られていなかったり、生徒や保護者に通いたいという気持ちを持たせたりすることができなければ、まったく意味を成さないと言っても過言ではないはずです。プロモーションにおいては、業態特性やエリア特性を考慮した広告宣伝の検討や、口コミをいかに活用していくかの検討、価格の設定などが重要となってくると考えます。



費用面から見るプロモーションの取り組み状況

 狭義のプロモーションとしての広告宣伝の重要性は多くの方が認識されていることでしょうが、どの程度注力し、費用をかけるべきかの判断は容易ではありません。ここでは、費用面から学習塾各社がどの程度プロモーションに注力しているかを検討してみます。
 
学習塾を営む上場企業の財務諸表から、売上高に占める広告宣伝費の割合は概ね5%〜15%程度の水準にあることがわかります。CMや屋外広告、雑誌広告などを頻繁に目にする化粧品業界の上場企業の広告宣伝費率は5%〜10%程度ですので、広告宣伝に限れば、学習塾業界は化粧品業界の水準以上に力を入れていると言えます。

 また、各社の費用構造を見てみますと、人件費と広告宣伝費、賃借料の3つが大きなウェイトを占めています。このことからも、各社が少なくとも講師の質と立地、プロモーションの3つについて注力していることが窺えます。


費用対効果を検討する意義

 学習塾の多くがプロモーションに力を入れ、相当の費用をかけていることは学習塾関係者の声からもわかりますが、当然のことながら、ただ費用をかければ成果が出るというものではなく、いかに費用対効果を高めるかが競争力を高める上で重要になります。中堅・中小規模の学習塾では特に、費用対効果について十分把握できていないことも多いようですが、まずは簡単にでも費用対効果を把握することが必要です。極めて単純にすれば、効果は生徒の獲得人数、費用はプロモーションにかけた金額になりますので、生徒へのアンケートなどで容易に捉えることが可能でしょう。

 例えば、チラシにそれなりに費用を割いている場合でも、チラシをきっかけとして入塾する生徒がほとんどいないケースもあるかもしれません。費用対効果を把握することは単に費用が大きい、小さいということを見るにとどまらず、自社にとって最適なプロモーション方法の組み合わせを検討する上でも非常に役立ちます。


プロモーション方法を見直すことの必要性
 プロモーションの方法としては、新聞の折込チラシやCM、屋外広告、車内広告、雑誌広告、DM、電話など様々なものが挙げられます。自社にとってどの方法、あるいはどういった組み合わせが最適となるかを検討することは、生徒確保面、費用面の両面で非常に重要なことです。

 どういったプロモーションをすべきかについては、従来から非常に頭を悩ませることであったかと思いますが、最近はさらに難しくなっているのではないでしょうか。従来型の学習塾のプロモーションはいわゆるマスプロモーションを主体とし、合格実績や講師の質を謳った内容を盛り込んだものが多かったように思いますし、現状でも数多く見られるのはそういった類のものでしょう。しかし、最近増加が著しい個別指導型の補習塾には、いわゆる従来型の学習塾のプロモーション方法はふさわしくないと思われます。

 例えば、懇切丁寧な指導とアットホームな雰囲気を売りにしている個別指導塾において、合格実績を掲載した折込チラシがどの程度の効果を持つかは考えるまでもないでしょう。仮にそのような特徴・強みを持った塾であるならば、生徒を獲得するためには何が必要でしょうか。まず、説明を聞きに来てもらうようにしむける、体験授業を受講してもらうようにしむけることが入り口として重要になります。そして、実際に雰囲気を味わってもらうことが生徒獲得への第一歩となってくるでしょう。

 このように一口に学習塾と言ってもその業態は多様化しており、一律のプロモーションは難しくなっているのが現状です。集団指導形式の進学塾では合格実績を前面に押し出すことが有効であっても、そのほかのケースでは自社の強み・特徴を最大限に押し出せる方法を検討することが肝要であると考えます。したがって、プロモーションを再検討する上では、まず自社の強み・特徴が何であるかの棚卸が必要となってくるはずです。


口コミの変容とその活用の方向性

 ここまでは、広告宣伝を中心に述べてきましたが、学習塾のプロモーションを考える上では、口コミの存在は外すことはできません。実際にまったくと言っていいほど広告宣伝を実施せずに生徒を集めている学習塾もありますし、関係者の方と話をしても口コミがプロモーションの主体であるという意見が多く聞かれます。また、高校生にインタビューした経験からも、やはり口コミの威力は非常に大きいと言えます。ただし、口コミの影響の大きさはわかっていても口コミは消費者が勝手に作り上げていくもので、コントロールは不可能というのが実態でした。根本的な変化を伴わずに、口コミの内容のみを作り上げることできない(してはいけない)ということは今も昔も変わらない部分でしょう。

 しかし、口コミの作られ方、伝播のスピードには変化が見られます。従来の口コミは一人が口コミを伝えられる範囲には限界があり、そのスピードは緩やかなものでしたが、最近では、口コミサイト、ブログ等の普及により劇的に変化しています。コミュニティを活性化することができれば、多くの口コミを発生させることも不可能ではなくなっています。

 口コミサイトの代表例として紹介されることが多い、化粧品の口コミサイトである@cosmeなどは相当数の口コミが集積しており、実際にかなりの割合の女性がサイトを参考にしているようです。従来から口コミの影響が非常に強い業種である学習塾においてもインターネットの活用は有効な手段になりうると考えます。その第一歩として、生徒が意見や感想などを自由に書けるような簡単なブログ、掲示板を作るなど、広告では表現しにくいことを伝えられる仕組みの構築は効果的なプロモーションとなりうるのではないでしょうか。


インターネット活用の際の留意点と活用策

 インターネットを活用して口コミをプロモーションに活かそうとする際には、いくつか留意しておくべき事項があります。第一に口コミの影響はネガティブなものほど感度が高いということです。つまり、そもそもの講義の質など、サービス内容が生徒や保護者にポジティブな印象を与えていないようなケースでは逆効果となる可能性があるので注意が必要です。

 もう一つとして、掲示板、ブログなどの性質の違いを理解しておくべきです。掲示板は誰しもが簡単に書き込むことが可能ですが、その反面、匿名性が高く無責任な書き込み、マイナスイメージを植えつけるような書き込みも投稿しやすく荒れやすいという特徴があります。ブログに関しては、掲示板に比べ場を荒らされにくくする工夫が比較的容易である、通常のウェブサイトに比べて立ち上げ、更新が容易であるという特長があります。

 では、最初の取り組みとしてはどのようなものが良いでしょうか。もちろん、それぞれの考えかた、置かれている状況によって変わってきますが、まずは自社でブログを作ってみることが良いと考えます。自社のブログにチラシやCMでは書ききれないような、生徒や保護者の体験談や講師のコラムなどを掲載することは比較的簡単にできると言えます。また、写真を掲載することも可能ですので、授業風景を掲載することで雰囲気をつかみやすくなると考えられます。学習塾は基本的にある特定の商圏内での競争がほとんどですので、例えば地域のコミュニティサイトにリンクを張ってもらうなどできればプロモーションの効果はアップする可能性も高いはずです。

 その他としては、生徒、保護者の中からモニターを募集し、モニターの方自身が運営しているブログ、参加しているコミュニティサイトなどに講義の感想や様子を書いてもらうなども一つの方法でしょう。最近の小中学生の親の世代にはコンピュータリテラシーの高い方が増えていますので、うまく仕組みを構築することができれば一定の成果が期待できます。

 学習塾各社は前述のように広告宣伝費の割合が高い水準にある業界です。広告宣伝のあり方を見直し、インターネットも巧みに活用していくことが業績向上を目指すうえでの一つの方向性と言えるのではないでしょうか。それにいかに取り組むかということが、今後さらに競争環境が厳しくなっていく学習塾業界において、優勝劣敗を分ける一つの要因となり得るものだと考えます。

※コラムは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。

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福田 隆士
(株)日本総合研究所 研究員 成長戦略クラスター
専門分野:株式上場に向けた構想策定からIR戦略立案や各種実行支援までを含めた株式市場におけるトータル支援
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(01/30 11:14)
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2007年01月29日

私の不合格の記録 - なさけなぁい話です

ITmedia ニュース
高橋徹
現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

私の受験の始まりは中学受験。当時いまのさいたま市に住んでいたので、埼玉大の附属中学校を受けた。落ちた。受験結果を見に行った後、おふくろにレストランに連れて行かれて、生まれて初めてグラタンを食べた。

長野市の中学に転校したが、おやじが東京で単身赴任していたので、高校は東京の高校を受けた。志望校は落ち、滑り止めの高校に滑り止まった。この高校、大学の附属高校だったので、受験勉強をしなくとも大学に行けるので、当然のように好きなことばかりしていた。おやじとのふたり暮しだったので、毎晩、おやじと飯を食うため、料理を始め、面白さに開眼してしまった。

あとは、登山と読書。漢文の先生がたいへんすばらしい先生だったので、漢文だけは勉強した。一学年10クラス、550名おり、450名までは附属元の大学に推薦入学できるが、後の100名は体育大学系への推薦入学しかなかった。2年の終わりには上から500番目あたりの成績になった。しかし、体育の先生や選手になるつもりはなかったので、この時点で大学受験を決意した。

大学では物理を勉強したかった。湯川秀樹、朝永振一郎、アインシュタイン。こういった人たちがどんなことを研究しているのか知りたかったから。物理学科のある国立大学と私立を受けたが、受験勉強などしていなかったので、現役ではすべて落ちた。

一年浪人(代々木ゼミナール)し、次の年も物理学科のある国立と私立を受けた。大里さんのブログのコメントに書かせていただいたが、友人が国際基督教大学を受けると言ったので、付き添いのつもりで受けたら、私が受かり、友人は落ちた。なんと国際基督教大学には物理学教室があるのですねぇ。当時、一浪してどこにも受からなかったらコックになると決めていたのだが、受かってしまったので勿体無いので入学した。実はICUに受かったので、国立は東大を受けたのだが、あっけなく落ちた(笑)。 

ということで、私は一度として志望校には受かっていない。なさけない話だが、それでも今なんとか3度の食事も取れているし、アパートだが住む場所もある。UNIQLOだが服も着ている訳で、受験で失敗したからといって人生失望することはないですよ。う〜ん、受験生には応援にはならないなぁ。

ちなみに入社試験だが、Canon に入りたかった。大学の先生に推薦してもらい(先生の弟さんがCanonで蒸着などの物性の研究をなさっていたので)、Canon の人事の方もそのつもりになっていたので、もう受かったも同然と思っていた。最後の役員面接で、その年に取締役になられた御手洗富士夫現社長に落とされた。さすが先見の明のある方である (おぃ、感心してどうする!)。

最終的にIBMには受かったのだが、志望の優先順位としては4番目(最後)だった。受かったのはIBMだけだった。大学で取ったコンピュータの授業は面白くなかったから(プログラムが書けず、後輩の女の子からコピーさせてもらった)別にコンピュータの会社に行く気はなかった。それに、もうコンピュータなんて時代じゃない、これからは遺伝子操作だ、なんて思っていた(当時は生物物理が流行りだったので)。

IBMを受けたのは、ロゴがかっこよかったという理由からだけでした。 m(_ _)m
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2007年01月27日

「がんばれ受験生!」お菓子業界もここぞとばかりに

PJ 2007年01月27日】パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【東京都】

今年も受験シーズンがやってきた。センター試験が終了した今、受験生たちの追い込みも大詰めを迎えている。そんな彼らを応援するかのように、コンビニやスーパーには縁起を担いだお菓子がずらりと並んでいる。

「ポッキー(吉報:キッポー」)「キットカット(きっと勝つ)」、「ウカール」、「キシリトール(きっちり通る)」、「キャラメルコーン(かなえるコーン)」など、受験生たちの心を最後につかむのは「縁起物」なのかもしれない。

数年前から比べると、お菓子の種類は増え、売り場をにぎわしている。2001年から「ウカール」を販売している大手食品メーカーの明治製菓も2005年12月から「ハイレルモン」の販売を開始した。同社には「ウカールを食べて受験に受かりました」という喜びの手紙が届くこともあるという(同社広報)。パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【東京都】
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2007年01月26日

東京都の市区町村別の私・国立中への進学率

asahi.com
東京都は中学校の5校に1校強が私立中で、私立中の今春の募集人員総数は2万5000人。中学受験の全国最激戦区だ。

昨年3月に小学校を卒業した児童の私立・国立中への進学率は、都全体の平均が17.6%。市区町村別では、最も高い千代田区の39.5%を筆頭に中央(38.0%)、港(37.4%)など6区が30%を超えた。

児童の数自体が少ない地区もあるが、高級住宅地を抱え私立学校も多い都心部という共通点がある。郊外になるほど私・国立中への進学率は下がる。

東京と神奈川、千葉、埼玉の1都3県では、私立中は約280校が4万人近くを募集する。大手進学塾「四谷大塚」の予測によると、私・国立中の受験者は、まもなく佳境を迎える07年度入試では過去最高の5万1000人に達する見通し。小学6年生の6人に1人が受ける計算だ。

首都圏に次ぐ激戦地である近畿圏では、交通の便が良い阪神・北摂地区での私立中進学率が高い。朝日新聞社の調べでは、高級住宅地がある兵庫県芦屋市が32.1%と突出。同じ兵庫の西宮市(19.0%)、宝塚市(15.9%)、大阪府箕面市(13.9%)と続く。

大都市圏を離れると状況は一変する。私立中自体が少なく、一部の例外を除くと強い中学受験志向は見られない。ただ、名門公立高校が中学部を新設して中高一貫教育に乗り出す例が相次いでおり、人気が高い。

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2007年01月24日

湘南ゼミナールとエデュースの業務提携について

株式会社湘南ゼミナール(所在地:神奈川県横浜市中区万代町、代表取締役:
木島 文義)と株式会社エデュース(所在地:東京都杉並区荻窪、代表取締役:
田中 貴)は、新たな中学受験塾の展開に関する業務提携を締結することで
合意いたしましたので、ここにお知らせします。

株式会社湘南ゼミナールは現在、神奈川県内に93校を擁す高校受験を中心と
する進学塾であります。一方、株式会社エデュースは中学受験『エルフィー』
ならびに滞在型進学塾(学童保育)を中心とした『エルフィーキッズ』を展開
しております。両者はこの度、株式会社湘南ゼミナールが運営する菊名教室の
中学受験部門「湘南グリーンコース」を改組し、新たに「湘ゼミエルフィーSG」
として『エルフィー』ならびに『エルフィーキッズ』のサービスを組み込んだ
新たな中学受験塾としてスタートし、さらに今後湘南ゼミナール内での展開を
視野にいれた業務提携を行うことにいたしました。

『エルフィーキッズ』は滞在型進学塾として、小学校1年生からお子さんを
預かり、知育、徳育、体育の3面で働くお母さんの一助となるよう豊富な
プログラムを提供する新たな進学塾のサービスとして注目されております。
この度、湘南ゼミナール内において展開することを視野に、モデル教室として
菊名教室を両者が共同で運営し、両者の理念である「健全な中学受験準備を
可能にする」塾にしてまいります。

■湘ゼミエルフィーSGホームページ
URL: http://elfi.web6.jp/shozemi/

■株式会社湘南ゼミナール
所在地 : 横浜市中区万代町1-2-12 共立関内ビル5F
代表者 : 代表取締役 木島 文義
事業内容: 神奈川県内に93校を展開する高校受験を中心とした進学塾
URL   : http://www.shozemi.com/

■株式会社エデュース
所在地 : 東京都杉並区荻窪5-26-10 兼商ビル4F
代表者 : 代表取締役社長 田中 貴
事業内容: 首都圏に14教室を展開する中学受験を中心とした進学塾
      滞在型学習塾『エルフィーキッズ』を首都圏を中心に展開中
URL   : http://www.e-duce.com/


【この件に関するお問い合わせ先】
株式会社エデュース エルフィーキッズ事業部 担当:北野
〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-5-2 エクセル910ビル4F
TEL  : 045-904-0063
E-mail: info@e-duce.com
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2007年01月23日

「十二の春」悩む公立小 首都圏、中学受験5万人超時代

asahi.com  2007年01月22日 
 中学受験のシーズンがやってきた。私立や国立の中学校を目指す児童が、首都圏では5万人を超えて過去最高の見通しとなるなど、受験熱は高まる一方だ。受験する児童が多い都心の小学校では、試験に向けて欠席が増えたり、受験するかどうかで児童が二分されたり、様々な問題が生じている。首都圏と近畿圏の先生に実情を尋ねた。

     ◇

 「1日は何をしようか」

 東京都心にある小学校の先生は思案顔だ。6年生を担任するが、東京都や神奈川県の私立中の多くが入試を行う2月1日は、クラスの約7割が欠席する。

 がらんとした教室で、授業は進められない。登校してきた子どもに復習プリントをさせるのはかわいそうだ。ある年は出席児童を視聴覚室に集め、人気のディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」を見せた。「学校に来ている子につらい思いをさせたくない。休まなかったご褒美のようなもの」。上映時間は2時間ほど。まだ時間が余った。

 別の小学校では、2月1〜2日は6年生の6割以上が登校しない見込みだ。担任の一人は「個別指導をする良い機会なのかも」と苦笑する。同僚と「2クラス合同で復習中心の授業をしようか」と相談中だ。

 受験日だけではない。「年明けの始業式にだけ姿を見せ、ずっと欠席」「インフルエンザをうつされないよう、入試の2週間前から親が休ませる」「受験後、家族で1週間の海外旅行に行ってしまった」。現場の教師たちの証言だ。

 区の私・国立中への進学率が30%超と高い地域の小学校副校長は「3学期は授業にならないんですよ」と打ち明ける。2学期中にできるだけカリキュラムを終わらせる。6年生が減るので、学年の枠を超えた催しを避ける。音楽会では受験する子の役を軽めにしておく……。「小学校生活で一番輝ける時期なのに」

 一方で、授業と直接関係のない事務作業は増える。

 まず、志望校に出す報告書の作成がある。都内のある教師は冬休みや土日を返上し続けた。通知表のコピーでよい学校は増えたが、1人で10通書いてほしいと頼まれることもある。

 給食も一因だ。欠席などでひと月に5日以上食べないと、その分の給食費を返す決まりがある。児童ごとに欠席日を調べ、まとめておかねばならない。

 受験組が出席しても、別の悩みが降りかかる。

 クラスの3分の1が受験する兵庫県内の小学校。算数の時間では、受験組はさっさと問題を済ませ、雑談したり、机に突っ伏したり。塾での勉強疲れか、だらけぶりが目につく。

 40歳代の担任は「理解が遅い子を置き去りにするわけにはいかない」。同僚が担任するクラスでは、授業中に塾の宿題をやり始めた児童もいたという。

 この先生は、子どもたちに「学力だけが人間の価値じゃないよ」と、口をすっぱくする。塾でのクラス分けなどを通じて「あの子はすごい」「この子はたいしたことない」と「ランクづけ」が進みがちだからだ。

 東京都心にあり、約半数が私立中に進む小学校の6年生の担任も、「この時期は、受験する児童の一部は学校を息抜きの場にしている」とぼやく。

 気にかけるのは、やはり「ランクづけ」だ。どの学校が上だとか、誰が受かったとか言うもんじゃない。受験した子に結果を尋ねるのはやめよう、と訴える。

 受験しない児童も、2学期ごろから動揺する。都内の別の小学校の教師は、受験しない子どもたちに「頭が良いから、お金持ちだから私立に行くんじゃないんだよ」と説明している。3年後には高校受験がある。「時期が違うだけだよ」と語りかけている。


■私立中側、出席状況を考慮

 公立小の教師も受験は否定していないが、塾や入試突破にのめりこみ、学校がおろそかになることには疑問を投げかける。

 都心部にある小学校の教師は言う。「学校には友だちと協力して考えるとか、塾とは違う意義がある。そう言ってがんばらないと、学校って何なのかと悩みますから」。別の小学校の教師も「学校の諸活動で活躍する子は自信がつき、受験もうまくいく。むだなことはさせまいとすると、子どもは不安定になる」。

 私立中側も過熱する現状に対応し始めた。

 全国屈指の難関校である灘中学(神戸市)は、小学校で欠席が多い児童には受験を辞退してもらう。「塾の勉強ばかりやっているような子は、入学しても学校生活が難しい」からだ。試験で合格点に達しながら欠席日数の多さを理由に不合格としたこともあるが、事前チェックに切り替えた。

 首都圏の「女子御三家」の一つ、桜蔭学園(東京都文京区)も出願書類で出席状況を確認する。欠席が目立つと面接で理由を尋ね、合否を総合判断する。

 各地に誕生した公立中高一貫校の選考では、資料を読み解き、意見をまとめる力を問う問題が多い。都立小石川中等教育学校の遠藤隆二校長は「本や新聞で視野を広げて友達同士や親子で考えるなど、学校や家庭の生活を大切に、と説明会で強調している」と話す。
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