2007年01月29日

私の不合格の記録 - なさけなぁい話です

ITmedia ニュース
高橋徹
現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

私の受験の始まりは中学受験。当時いまのさいたま市に住んでいたので、埼玉大の附属中学校を受けた。落ちた。受験結果を見に行った後、おふくろにレストランに連れて行かれて、生まれて初めてグラタンを食べた。

長野市の中学に転校したが、おやじが東京で単身赴任していたので、高校は東京の高校を受けた。志望校は落ち、滑り止めの高校に滑り止まった。この高校、大学の附属高校だったので、受験勉強をしなくとも大学に行けるので、当然のように好きなことばかりしていた。おやじとのふたり暮しだったので、毎晩、おやじと飯を食うため、料理を始め、面白さに開眼してしまった。

あとは、登山と読書。漢文の先生がたいへんすばらしい先生だったので、漢文だけは勉強した。一学年10クラス、550名おり、450名までは附属元の大学に推薦入学できるが、後の100名は体育大学系への推薦入学しかなかった。2年の終わりには上から500番目あたりの成績になった。しかし、体育の先生や選手になるつもりはなかったので、この時点で大学受験を決意した。

大学では物理を勉強したかった。湯川秀樹、朝永振一郎、アインシュタイン。こういった人たちがどんなことを研究しているのか知りたかったから。物理学科のある国立大学と私立を受けたが、受験勉強などしていなかったので、現役ではすべて落ちた。

一年浪人(代々木ゼミナール)し、次の年も物理学科のある国立と私立を受けた。大里さんのブログのコメントに書かせていただいたが、友人が国際基督教大学を受けると言ったので、付き添いのつもりで受けたら、私が受かり、友人は落ちた。なんと国際基督教大学には物理学教室があるのですねぇ。当時、一浪してどこにも受からなかったらコックになると決めていたのだが、受かってしまったので勿体無いので入学した。実はICUに受かったので、国立は東大を受けたのだが、あっけなく落ちた(笑)。 

ということで、私は一度として志望校には受かっていない。なさけない話だが、それでも今なんとか3度の食事も取れているし、アパートだが住む場所もある。UNIQLOだが服も着ている訳で、受験で失敗したからといって人生失望することはないですよ。う〜ん、受験生には応援にはならないなぁ。

ちなみに入社試験だが、Canon に入りたかった。大学の先生に推薦してもらい(先生の弟さんがCanonで蒸着などの物性の研究をなさっていたので)、Canon の人事の方もそのつもりになっていたので、もう受かったも同然と思っていた。最後の役員面接で、その年に取締役になられた御手洗富士夫現社長に落とされた。さすが先見の明のある方である (おぃ、感心してどうする!)。

最終的にIBMには受かったのだが、志望の優先順位としては4番目(最後)だった。受かったのはIBMだけだった。大学で取ったコンピュータの授業は面白くなかったから(プログラムが書けず、後輩の女の子からコピーさせてもらった)別にコンピュータの会社に行く気はなかった。それに、もうコンピュータなんて時代じゃない、これからは遺伝子操作だ、なんて思っていた(当時は生物物理が流行りだったので)。

IBMを受けたのは、ロゴがかっこよかったという理由からだけでした。 m(_ _)m
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2007年01月27日

「がんばれ受験生!」お菓子業界もここぞとばかりに

PJ 2007年01月27日】パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【東京都】

今年も受験シーズンがやってきた。センター試験が終了した今、受験生たちの追い込みも大詰めを迎えている。そんな彼らを応援するかのように、コンビニやスーパーには縁起を担いだお菓子がずらりと並んでいる。

「ポッキー(吉報:キッポー」)「キットカット(きっと勝つ)」、「ウカール」、「キシリトール(きっちり通る)」、「キャラメルコーン(かなえるコーン)」など、受験生たちの心を最後につかむのは「縁起物」なのかもしれない。

数年前から比べると、お菓子の種類は増え、売り場をにぎわしている。2001年から「ウカール」を販売している大手食品メーカーの明治製菓も2005年12月から「ハイレルモン」の販売を開始した。同社には「ウカールを食べて受験に受かりました」という喜びの手紙が届くこともあるという(同社広報)。パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【東京都】
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2007年01月26日

東京都の市区町村別の私・国立中への進学率

asahi.com
東京都は中学校の5校に1校強が私立中で、私立中の今春の募集人員総数は2万5000人。中学受験の全国最激戦区だ。

昨年3月に小学校を卒業した児童の私立・国立中への進学率は、都全体の平均が17.6%。市区町村別では、最も高い千代田区の39.5%を筆頭に中央(38.0%)、港(37.4%)など6区が30%を超えた。

児童の数自体が少ない地区もあるが、高級住宅地を抱え私立学校も多い都心部という共通点がある。郊外になるほど私・国立中への進学率は下がる。

東京と神奈川、千葉、埼玉の1都3県では、私立中は約280校が4万人近くを募集する。大手進学塾「四谷大塚」の予測によると、私・国立中の受験者は、まもなく佳境を迎える07年度入試では過去最高の5万1000人に達する見通し。小学6年生の6人に1人が受ける計算だ。

首都圏に次ぐ激戦地である近畿圏では、交通の便が良い阪神・北摂地区での私立中進学率が高い。朝日新聞社の調べでは、高級住宅地がある兵庫県芦屋市が32.1%と突出。同じ兵庫の西宮市(19.0%)、宝塚市(15.9%)、大阪府箕面市(13.9%)と続く。

大都市圏を離れると状況は一変する。私立中自体が少なく、一部の例外を除くと強い中学受験志向は見られない。ただ、名門公立高校が中学部を新設して中高一貫教育に乗り出す例が相次いでおり、人気が高い。

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2007年01月24日

湘南ゼミナールとエデュースの業務提携について

株式会社湘南ゼミナール(所在地:神奈川県横浜市中区万代町、代表取締役:
木島 文義)と株式会社エデュース(所在地:東京都杉並区荻窪、代表取締役:
田中 貴)は、新たな中学受験塾の展開に関する業務提携を締結することで
合意いたしましたので、ここにお知らせします。

株式会社湘南ゼミナールは現在、神奈川県内に93校を擁す高校受験を中心と
する進学塾であります。一方、株式会社エデュースは中学受験『エルフィー』
ならびに滞在型進学塾(学童保育)を中心とした『エルフィーキッズ』を展開
しております。両者はこの度、株式会社湘南ゼミナールが運営する菊名教室の
中学受験部門「湘南グリーンコース」を改組し、新たに「湘ゼミエルフィーSG」
として『エルフィー』ならびに『エルフィーキッズ』のサービスを組み込んだ
新たな中学受験塾としてスタートし、さらに今後湘南ゼミナール内での展開を
視野にいれた業務提携を行うことにいたしました。

『エルフィーキッズ』は滞在型進学塾として、小学校1年生からお子さんを
預かり、知育、徳育、体育の3面で働くお母さんの一助となるよう豊富な
プログラムを提供する新たな進学塾のサービスとして注目されております。
この度、湘南ゼミナール内において展開することを視野に、モデル教室として
菊名教室を両者が共同で運営し、両者の理念である「健全な中学受験準備を
可能にする」塾にしてまいります。

■湘ゼミエルフィーSGホームページ
URL: http://elfi.web6.jp/shozemi/

■株式会社湘南ゼミナール
所在地 : 横浜市中区万代町1-2-12 共立関内ビル5F
代表者 : 代表取締役 木島 文義
事業内容: 神奈川県内に93校を展開する高校受験を中心とした進学塾
URL   : http://www.shozemi.com/

■株式会社エデュース
所在地 : 東京都杉並区荻窪5-26-10 兼商ビル4F
代表者 : 代表取締役社長 田中 貴
事業内容: 首都圏に14教室を展開する中学受験を中心とした進学塾
      滞在型学習塾『エルフィーキッズ』を首都圏を中心に展開中
URL   : http://www.e-duce.com/


【この件に関するお問い合わせ先】
株式会社エデュース エルフィーキッズ事業部 担当:北野
〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-5-2 エクセル910ビル4F
TEL  : 045-904-0063
E-mail: info@e-duce.com
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2007年01月23日

「十二の春」悩む公立小 首都圏、中学受験5万人超時代

asahi.com  2007年01月22日 
 中学受験のシーズンがやってきた。私立や国立の中学校を目指す児童が、首都圏では5万人を超えて過去最高の見通しとなるなど、受験熱は高まる一方だ。受験する児童が多い都心の小学校では、試験に向けて欠席が増えたり、受験するかどうかで児童が二分されたり、様々な問題が生じている。首都圏と近畿圏の先生に実情を尋ねた。

     ◇

 「1日は何をしようか」

 東京都心にある小学校の先生は思案顔だ。6年生を担任するが、東京都や神奈川県の私立中の多くが入試を行う2月1日は、クラスの約7割が欠席する。

 がらんとした教室で、授業は進められない。登校してきた子どもに復習プリントをさせるのはかわいそうだ。ある年は出席児童を視聴覚室に集め、人気のディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」を見せた。「学校に来ている子につらい思いをさせたくない。休まなかったご褒美のようなもの」。上映時間は2時間ほど。まだ時間が余った。

 別の小学校では、2月1〜2日は6年生の6割以上が登校しない見込みだ。担任の一人は「個別指導をする良い機会なのかも」と苦笑する。同僚と「2クラス合同で復習中心の授業をしようか」と相談中だ。

 受験日だけではない。「年明けの始業式にだけ姿を見せ、ずっと欠席」「インフルエンザをうつされないよう、入試の2週間前から親が休ませる」「受験後、家族で1週間の海外旅行に行ってしまった」。現場の教師たちの証言だ。

 区の私・国立中への進学率が30%超と高い地域の小学校副校長は「3学期は授業にならないんですよ」と打ち明ける。2学期中にできるだけカリキュラムを終わらせる。6年生が減るので、学年の枠を超えた催しを避ける。音楽会では受験する子の役を軽めにしておく……。「小学校生活で一番輝ける時期なのに」

 一方で、授業と直接関係のない事務作業は増える。

 まず、志望校に出す報告書の作成がある。都内のある教師は冬休みや土日を返上し続けた。通知表のコピーでよい学校は増えたが、1人で10通書いてほしいと頼まれることもある。

 給食も一因だ。欠席などでひと月に5日以上食べないと、その分の給食費を返す決まりがある。児童ごとに欠席日を調べ、まとめておかねばならない。

 受験組が出席しても、別の悩みが降りかかる。

 クラスの3分の1が受験する兵庫県内の小学校。算数の時間では、受験組はさっさと問題を済ませ、雑談したり、机に突っ伏したり。塾での勉強疲れか、だらけぶりが目につく。

 40歳代の担任は「理解が遅い子を置き去りにするわけにはいかない」。同僚が担任するクラスでは、授業中に塾の宿題をやり始めた児童もいたという。

 この先生は、子どもたちに「学力だけが人間の価値じゃないよ」と、口をすっぱくする。塾でのクラス分けなどを通じて「あの子はすごい」「この子はたいしたことない」と「ランクづけ」が進みがちだからだ。

 東京都心にあり、約半数が私立中に進む小学校の6年生の担任も、「この時期は、受験する児童の一部は学校を息抜きの場にしている」とぼやく。

 気にかけるのは、やはり「ランクづけ」だ。どの学校が上だとか、誰が受かったとか言うもんじゃない。受験した子に結果を尋ねるのはやめよう、と訴える。

 受験しない児童も、2学期ごろから動揺する。都内の別の小学校の教師は、受験しない子どもたちに「頭が良いから、お金持ちだから私立に行くんじゃないんだよ」と説明している。3年後には高校受験がある。「時期が違うだけだよ」と語りかけている。


■私立中側、出席状況を考慮

 公立小の教師も受験は否定していないが、塾や入試突破にのめりこみ、学校がおろそかになることには疑問を投げかける。

 都心部にある小学校の教師は言う。「学校には友だちと協力して考えるとか、塾とは違う意義がある。そう言ってがんばらないと、学校って何なのかと悩みますから」。別の小学校の教師も「学校の諸活動で活躍する子は自信がつき、受験もうまくいく。むだなことはさせまいとすると、子どもは不安定になる」。

 私立中側も過熱する現状に対応し始めた。

 全国屈指の難関校である灘中学(神戸市)は、小学校で欠席が多い児童には受験を辞退してもらう。「塾の勉強ばかりやっているような子は、入学しても学校生活が難しい」からだ。試験で合格点に達しながら欠席日数の多さを理由に不合格としたこともあるが、事前チェックに切り替えた。

 首都圏の「女子御三家」の一つ、桜蔭学園(東京都文京区)も出願書類で出席状況を確認する。欠席が目立つと面接で理由を尋ね、合否を総合判断する。

 各地に誕生した公立中高一貫校の選考では、資料を読み解き、意見をまとめる力を問う問題が多い。都立小石川中等教育学校の遠藤隆二校長は「本や新聞で視野を広げて友達同士や親子で考えるなど、学校や家庭の生活を大切に、と説明会で強調している」と話す。
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上海の小中学生、相変わらず勉強に大忙し

エクスプロア上海 2007年01月22日掲載
上海市教育科学研究院が4000人を対象に調査した『2004年〜2005年上海市小中学生発展報告』で、小中学生の睡眠時間がまだかなり不足している状態であることを発表している。

この中で、下校後に遊びなど娯楽時間がまったくないと答えている小学生は全体の18.6%を占め、1時間以内というのも50.4%だった。また、70%が、父母が課した宿題を毎日仕上げなくてはならず、49.9%が放課後や週末に塾など補修に出かけていると答えた。

もっと大変なのが中学生で、60%の生徒が睡眠時間8時間未満で、4~6時間という人も5%いた。また中学2年生になると、約60%が放課後や週末に補修塾などに通っているという。

また、今回の調査で、小中学生の小遣いが増加傾向にあることも分かった。小学生の場合、平均で月10元以下、中学生で10〜50元、高校生で50元〜100元が相場。高校生の20%は本や参考書の購入に使っている。ちなみに、高校生で恋愛経験のある生徒の割合は約20%となっている。
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2007年01月22日

「十二の春」悩む公立小 首都圏、中学受5万人超時代

asahi.com 2007年01月22日
中学受験のシーズンがやってきた。私立や国立の中学校を目指す児童が、首都圏では5万人を超えて過去最高の見通しとなるなど、受験熱は高まる一方だ。受験する児童が多い都心の小学校では、試験に向けて欠席が増えたり、受験するかどうかで児童が二分されたり、様々な問題が生じている。首都圏と近畿圏の先生に実情を尋ねた。

「1日は何をしようか」

東京都心にある小学校の先生は思案顔だ。6年生を担任するが、東京都や神奈川県の私立中の多くが入試を行う2月1日は、クラスの約7割が欠席する。

がらんとした教室で、授業は進められない。登校してきた子どもに復習プリントをさせるのはかわいそうだ。ある年は出席児童を視聴覚室に集め、人気のディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」を見せた。「学校に来ている子につらい思いをさせたくない。休まなかったご褒美のようなもの」。上映時間は2時間ほど。まだ時間が余った。
別の小学校では、2月1〜2日は6年生の6割以上が登校しない見込みだ。担任の一人は「個別指導をする良い機会なのかも」と苦笑する。同僚と「2クラス合同で復習中心の授業をしようか」と相談中だ。

受験日だけではない。「年明けの始業式にだけ姿を見せ、ずっと欠席」「インフルエンザをうつされないよう、入試の2週間前から親が休ませる」「受験後、家族で1週間の海外旅行に行ってしまった」。現場の教師たちの証言だ。

区の私・国立中への進学率が30%超と高い地域の小学校副校長は「3学期は授業にならないんですよ」と打ち明ける。2学期中にできるだけカリキュラムを終わらせる。6年生が減るので、学年の枠を超えた催しを避ける。音楽会では受験する子の役を軽めにしておく……。「小学校生活で一番輝ける時期なのに」

一方で、授業と直接関係のない事務作業は増える。

まず、志望校に出す報告書の作成がある。都内のある教師は冬休みや土日を返上し続けた。通知表のコピーでよい学校は増えたが、1人で10通書いてほしいと頼まれることもある。

給食も一因だ。欠席などでひと月に5日以上食べないと、その分の給食費を返す決まりがある。児童ごとに欠席日を調べ、まとめておかねばならない。

受験組が出席しても、別の悩みが降りかかる。

クラスの3分の1が受験する兵庫県内の小学校。算数の時間では、受験組はさっさと問題を済ませ、雑談したり、机に突っ伏したり。塾での勉強疲れか、だらけぶりが目につく。

40歳代の担任は「理解が遅い子を置き去りにするわけにはいかない」。同僚が担任するクラスでは、授業中に塾の宿題をやり始めた児童もいたという。

この先生は、子どもたちに「学力だけが人間の価値じゃないよ」と、口をすっぱくする。塾でのクラス分けなどを通じて「あの子はすごい」「この子はたいしたことない」と「ランクづけ」が進みがちだからだ。

東京都心にあり、約半数が私立中に進む小学校の6年生の担任も、「この時期は、受験する児童の一部は学校を息抜きの場にしている」とぼやく。

気にかけるのは、やはり「ランクづけ」だ。どの学校が上だとか、誰が受かったとか言うもんじゃない。受験した子に結果を尋ねるのはやめよう、と訴える。

受験しない児童も、2学期ごろから動揺する。都内の別の小学校の教師は、受験しない子どもたちに「頭が良いから、お金持ちだから私立に行くんじゃないんだよ」と説明している。3年後には高校受験がある。「時期が違うだけだよ」と語りかけている。

■私立中側、出席状況を考慮
公立小の教師も受験は否定していないが、塾や入試突破にのめりこみ、学校がおろそかになることには疑問を投げかける。

都心部にある小学校の教師は言う。「学校には友だちと協力して考えるとか、塾とは違う意義がある。そう言ってがんばらないと、学校って何なのかと悩みますから」。別の小学校の教師も「学校の諸活動で活躍する子は自信がつき、受験もうまくいく。むだなことはさせまいとすると、子どもは不安定になる」。

私立中側も過熱する現状に対応し始めた。

全国屈指の難関校である灘中学(神戸市)は、小学校で欠席が多い児童には受験を辞退してもらう。「塾の勉強ばかりやっているような子は、入学しても学校生活が難しい」からだ。試験で合格点に達しながら欠席日数の多さを理由に不合格としたこともあるが、事前チェックに切り替えた。

首都圏の「女子御三家」の一つ、桜蔭学園(東京都文京区)も出願書類で出席状況を確認する。欠席が目立つと面接で理由を尋ね、合否を総合判断する。

各地に誕生した公立中高一貫校の選考では、資料を読み解き、意見をまとめる力を問う問題が多い。都立小石川中等教育学校の遠藤隆二校長は「本や新聞で視野を広げて友達同士や親子で考えるなど、学校や家庭の生活を大切に、と説明会で強調している」と話す。

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2007年01月20日

朝日新聞記事の出題大学一覧

朝日新聞によれば、2006年の入試で、朝日新聞の記事が国立36大学、公立18大学、私立164大学、公立短大など全国270の大学で取り上げられたそうです。記事数では467本に及んだそうです。新聞記事がそのまま入試に引用されるケースが多く、科目別では小論文での出題が5割を超えたとのこと。

大学入試のことですから中学受験には直接関係はしませんが、大学の附属中学を受ける場合にはその大学の出題されている問題をみておくのは参考になるでしょう。すべてを見る必要はありません。関係する大学、もしくは、国語で出題されている問題を見ることをお勧めします。

asahi.com 朝日新聞記事の出題大学一覧
リンク先の朝日新聞の記事には、大学名・学部・学科・問題・記事掲載日・掲載面・記事内容がありますので、昔の新聞は図書館でコピーしてもらうといいでしょう。
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2007年01月16日

『頭のよい子が育つ家』

東京新聞 2006/11/10
台所から見渡せる開放的な子ども部屋。机は大きく、本棚は親子共用だ=さいたま市中央区のモデルルームで 「頭のよい子が育つ家」−。こんなコンセプトを“売り”にした住宅やマンションが登場した。中学受験の過熱ぶりに便乗した商売と思いきや、実は大学の研究成果を基に、家族のコミュニケーションを大事にするまっとうな家づくりの提案だという。果たして、そのこころは−。

玄関を開けると、リビングの真ん中にどんと構えた台所が目に入る。壁一面に広がるのは、書き込みができるガラス製「黒板」。隣接する子ども部屋との仕切りはガラス張り。広いバルコニーにある畳は、家族が触れあう多目的空間に−。

さいたま市に今月、オープンしたマンションのモデルルームだ。ここでは、慶応大学が全額出資する大学ベンチャーの住宅コンサルティング会社「エコス・コーポレーション」(横浜市)=電045(677)3344=と提携した「頭のよい子が育つ家」の間取りを用意している。

「キーワードは家族のコミュニケーション」とエコスの四十万(しじま)靖社長(47)は話す。四十万さんは慶大の研究所所員でもある。

四十万さんと慶大のスタッフらは七年前から、有名私立中学に合格した家庭を二百軒以上調査した。その結果、子どもの多くが個室にこもらず、リビングや和室のちゃぶ台などで家族と触れ合いながら勉強していたことが分かったという。

「小学生はまだ親に甘えたい年ごろで、個室に一人でいても集中できない。どの家庭も、家族同士のコミュニケーションを重視していることが共通していた。中学入試は自分の考えを伝える記述式問題が増えており、コミュニケーション能力を養っていなければ的確に答えられない」と説明する。

このため、「頭のよい子が育つ家」の間取りは各部屋の仕切りを極力減らし、キッチンを中心に親子の会話が生まれやすいように工夫。ガラス製黒板も必須設備。「書く力」を育てるコミュニケーションの道具として有効だという。

エコスは次世代の住環境を考えようと、慶大の産学協同プロジェクトとして二〇〇三年に設立された。受験家庭に注目した理由は、受験で殺伐として家族のコミュニケーションが乏しいと思われる家庭を調べれば、「温かい理想の家」を実現するための「反証材料」になるとにらんだからだという。ところが「その仮説はまったく逆だった。有名中学に合格した家庭こそ、私たちの考える理想の家に近かった」。

小学生までの子どもがいるファミリー層を主なターゲットに、今年四月に愛知県で提携第一号物件となるマンションを販売。九月には埼玉県熊谷市に、一戸建て住宅のモデルハウスができた。二カ月間で約四百組が訪れるなど反響が大きく、既に十組ほどが間取りプランづくりを進めている。

「『頭のよい子が育つ家』は、家族が自然にコミュニケーションをとれる、子どもが独りぼっちで孤立しない家のこと。新築でなくても、家中を勉強スペースにしたり、子どもの絵画を飾るギャラリー空間を設けるなどの工夫で家を変身させることができる」と四十万さん。子どもの成長や独立といったライフステージに合わせ、進化する家のあり方を提案していく計画だ。次のステップとして慶大生が中学高校時代、家庭でどう過ごしたかの調査も進めている。

エコスの設立に携わった慶大大学院政策・メディア研究科助教授(生活環境学)で建築家の渡辺朗子さんは「子育てや家族のコミュニケーションをはぐくむことこそが家の大きな役割だが、現代では忘れられがち。いま一度、こうしたベーシックな住居論を見直す必要がある。豊かな感性を持った子どもたちを育てるためには、自由に遊べる公園を共有するなど、家だけでなくさらに街や地域単位でも考えていく必要がある」と話している。
文・石井敬
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2007年01月15日

これぞ「賢くなる家」、受験合格者を調べ建設

2006年11月16日 asahi.com

有名私立中に合格した生徒の自宅をモデルに「頭が良くなる」を売りにした住宅販売やマンション建設が埼玉県内で広がっている。首都圏で過熱する一方の中学受験だが、合格者の多くは、立派な勉強部屋ではなく雑然としたリビングなど開放的な環境で学んでいたとする調査結果をヒントにしたという。受験対策は住環境の整備からと、30、40代の若い家族から問い合わせが相次いでいる。

先月22日の日曜日、熊谷市にオープンしたモデルハウスに同市の会社員飯田健さん(33)が見学に訪れた。飯田さんは3歳と4カ月の2児の父。「家族の触れ合いを意識した間取りで、お受験というより感性豊かな賢い子どもが育てられそうだ」と購入に前向きだった。

住宅名は「頭の良くなる家」。つくった大野建設(行田市)の大野年司社長(57)は「親子が自然にコミュニケーションを取れるように工夫を凝らした」と話す。

まず、子ども部屋には扉がない。間仕切りはガラスや障子を使い、隣り合う部屋のざわめきが聞こえるようにした。個室は極力減らした。文字や絵が自由に書ける伝言板代わりの大きなガラス製の板まで置いた。

注文住宅のため、住宅事情に合わせた施工が可能だ。坪単価は55万円前後と相場より1割ほど高いが、9月の開設以来、約400組が来場した。幼児や小学生を伴った30代から40代の親子連れが目立ち、すでに十数件の引き合いがあるという。

「少子化時代を迎え、我が子への投資は怠らないという意識もかいま見える。会社にとってヒット作品になりそう」。大野社長は反響に手応えを感じている。

「子育ては家づくりから」という販売戦略を掲げる大野建設は5年ぶりの新シリーズに、親心をくすぐる刺激的なタイトルを選んだ。同社が契約を結ぶ住宅コンサルティング会社「エコスコーポレーション」(横浜市西区)のアドバイスを受け、エコス社と慶応大SFC研究所が共同で実施した調査結果を設計に全面的に取り入れた。

調査は、首都圏の有名私立中合格者の家約200軒を訪問して調べるというもので、6年かかった。「勉強は静かな個室で」という固定観念は打ち破られ、難関校に合格した子ほどテレビが置かれた居間や食堂の雑然とした雰囲気の中で勉強する傾向があったという。

「エコス」の社長、四十万(しじま)靖さん(47)が調査を元に著した「頭のよい子が育つ家」は発刊後2カ月で2万部が売れた。

さいたま新都心駅近くでも、四十万さんの会社の調査データを生かしたマンションが建設中だ。14階建ての一角を占める14世帯が対象。やはり子ども部屋に仕切りがないなど開放的な間取りが特徴で、4千万円台で売り出す。

事業主の伊藤忠都市開発(東京都中央区)は、「文教地区の浦和に近いことも考慮した。潜在需要を見込んで、都心にも部屋数を増やしていきたい」(広報室)と首都圏での販売拡大をめざす。

<森上展安・森上教育研究所長の話> 住環境の整備は、受験にとってこれまで見過ごされがちな視点だった。個室よりオープンな空間の方が感性豊かな子どもが育てられるし、創造性を問う今の中学受験の流れに沿う部分もある。ただ、居住環境を充実させれば直ちに賢い子が育つわけでもない。一番大切なのは良好な親子関係だということも忘れてはならない。





 
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